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政治

中国駐在韓国大使の空白が長期化か 後任の就任不透明

Write: 2025-01-28 12:08:49Update: 2025-01-28 16:15:02

中国駐在韓国大使の空白が長期化か 後任の就任不透明

Photo : YONHAP News

現政権の初代中国駐在韓国大使、鄭在浩(チョン・ジェホ)大使が任期を終えた一方で、後任に内定している金大棋(キム・デギ)前大統領秘書室長の就任が不透明となり、中国で大使空白の長期化が懸念されています
 
鄭大使は2年6か月の任期を終え、27日に北京の韓国大使館で非公開の退任式を行いました。ソウル大学教授出身の鄭大使は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と高校の同級生で、2022年8月に初代中国駐在大使として就任しました。しかし、外交活動への消極的な姿勢や、去年の部下へのパワハラ疑惑で外交部の監査を受けるなど批判もありました。
 
後任には去年10月、金大棋前大統領秘書室長が内定し、中国政府の同意も得ていますが、尹大統領が弾劾訴追されている状況下で、金氏の就任が実現しない可能性が指摘されています。このため、中国駐在韓国大使館はしばらく政務公使による大使代理体制で運営される見通しです。
 
現在、尹大統領が弾劾審判を受けている影響で首脳外交が事実上停止状態にあり、アメリカのトランプ大統領による外交政策への対応も停滞しています。こうした中、中国大使の空席が続けば、韓国外交にさらなる困難をもたらすという懸念も指摘されています。

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