韓国南部の慶尚南道(キョンサンナムド)昌寧(チャンニョン)郡は1日、鹿児島県薩摩川内市の訪問団が、農産物の輸入検討などのため、今月5日から3日間の日程で同郡を訪問すると発表しました。
薩摩川内市産業戦略課の訪問団は、パプリカやタマネギなどを生産する地域の農家をはじめ、農協スーパー、市場などを視察します。また、観光名所の菜の花畑も訪れる予定です。
昌寧郡の関係者によりますと、2012年に薩摩川内市と友好都市協定を締結して以降、多様な文化交流を行ってきましたが、農産物輸入のための訪問は今回が初めてだということです。
昌寧郡は、年間およそ800トンのパプリカを日本に輸出しています。