韓国の去年の1人当たりのGDP=国内総生産は、前の年に比べて1.28%増えて3万6000ドルとなりました。
韓国企画財政部のまとめによりますと、韓国の去年の1人当たりのGDPは、前の年に比べて1.28%増えて3万6000ドルでした。
これは、去年10月にIMF=国際通貨基金が発表した推計の3万6132ドルとほぼ同じ水準です。
IMFの当時の推計によりますと、日本は3万2859ドル、台湾は3万3234ドルだったため、韓国は両地域を上回る結果となりました。
去年の1人当たりのGDPは、2023年から2年連続で増加しました。ただ、前年に比べて増加率は2023年の2.18%から1.28%に下がりました。
1人当たりのGDPが増加した理由として、貿易環境の改善や物価上昇などで韓国経済の規模が拡大しているなか、総人口が減少したことがあげられます。