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政治

海上「韓国型3軸体系」の要 海軍機動艦隊司令部が発足

Write: 2025-02-03 10:51:39Update: 2025-02-03 11:20:16

海上「韓国型3軸体系」の要 海軍機動艦隊司令部が発足

Photo : YONHAP News

北韓の核・ミサイルの脅威に対応し、海上交通路を守る任務を担う韓国海軍機動艦隊が1日、新たに発足しました。
 
この海軍機動艦隊は、北韓の核やミサイルの脅威に対応する「韓国型3軸体系」を海上で実現する中核部隊です。「韓国型3軸体系」とは、北韓のミサイル発射の兆候を探知し先制攻撃を行う「キルチェーン」、発射されたミサイルを迎撃する「韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)」、そして攻撃を受けた際に指導部などに報復攻撃を行う「大量反撃報復(KMPR)」から成り立っています。
 
機動艦隊の主な任務は、北韓の核・ミサイルの抑止、韓国の海洋権益の保護、海上交通路の防衛、さらには海外派遣など多岐にわたります。既存の第1、第2、第3艦隊は、それぞれ韓半島の東海岸、西海岸、南海岸を管轄していましたが、新設された機動艦隊は特定の地域に限定されず、任務に応じて必要な海域に迅速に投入されるのが特徴です。
 
この艦隊は、探知距離1000キロ以上の「レーダー」を搭載したイージス艦を多数保有し、敵のミサイルを探知する能力を備えています。特に、「正祖大王(チョンジョデワン)」を含む次世代イージス駆逐艦には、弾道弾迎撃ミサイルや長距離地対艦弾道ミサイルが搭載され、北韓のミサイルを迎撃し、地上の標的を精密攻撃することが可能です。
 
初代司令官に任命された金仁浩(キム・インホ)海軍少将は、「機動艦隊は、必要な場所であればどこへでも展開し、韓国の主権と海洋権益を守る中核機動部隊となる。有事の際は圧倒的な戦力で勝利を確実にし、政府の政策を強力に支援する部隊へ発展させる」と述べました。

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