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政治

尹大統領弾劾審判 指揮官「『国会議員を引き出せ』指示あった」証言

Write: 2025-02-06 15:55:36Update: 2025-02-06 17:59:43

尹大統領弾劾審判 指揮官「『国会議員を引き出せ』指示あった」証言

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾審判の6回目の弁論が6日、憲法裁判所で行われました。尹大統領が「非常戒厳」を宣言した際に軍を動員した指揮官が証人として出廷し、「国会に集まった議員を強制的に引き出せ」という指示があったと証言しました。
 
証言に立ったのは、郭種根(クァク・ジョングン)前陸軍特殊戦司令官です。郭前司令官は、「国会の兵力投入指示は、間違っていたと思う。国会議員を引き出すようという指示は、正確に記憶している。頭に刻みつけられている。しかし『議員を引き出せ』という指示に従うことはできないと思った」と述べました。
さらに郭前司令官は、「兵力撤収の指示を受けたことはない。自分が自らの判断で撤収した」と証言しました。
 
郭前司令官は4日に開かれた国会国政調査特別委員会でも、「大統領が私に直接電話し、『中にいる国会議員を外に引きずり出せ』と指示した」と証言しています。

一方、これに先立って、午前中には、郭司令官の部下の陸軍特殊戦司令部の特殊部隊「第707特殊任務団」のキム・ヒョンテ団長が証言を行いました。
 
この中で、キム団長は、当時の国会封鎖指示について、「郭司令官からの指示は、国会議員の出入りを禁じるものではなく、テロリストや敵対勢力の侵入を防ぐ防御目的だった。国会に集まった国会議員を引きずり出すような指示は受けていない」と述べ、郭前司令官と意見と食い違っています。
 
この後、大統領室の朴春燮(パク・チュンソプ)経済首席秘書官が証人として出廷し、尹大統領が非常戒厳宣言の背景として主張した国会予算について証言する予定です。

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