韓国人がもっとも多く利用するソーシャルメディアは、チャットアプリの「カカオトーク」と動画投稿サイト「ユーチューブ」であることがわかりました。
韓国言論振興財団は全国の成人男女3000人を対象に去年のソーシャルメディア利用者調査を行って、6日、結果を発表しました。
それによりますと、もっとも利用率の高いソーシャルメディアは「カカオトーク」で、98.9%でした。
2位は「ユーチューブ」で84.9%、3位は写真共有アプリの「インスタグラム」で38.6%などの順でした。
年齢別に見ますと、すべての年齢で「カカオトーク」が1位で、次いで2位は「ユーチューブ」でした。
しかし、3位は年齢によって異なり、20代と30代は「インスタグラム」、50代と60代はグループコミュニケーションアプリの「BAND(バンド)」となっていました。
また、回答者の35.9%がソーシャルメディアでニュースや時事情報を得ていて、なかでも「ユーチューブ」によるニュースや時事情報の取得が76.3%と、もっとも高くなっていました。
「ニュースを報じた報道機関名を確認する」と答えた人は22.5%にとどまったのに対して、「確認しない」は45.4%と、ソーシャルメディアの利用者は、ニュースの出所を確認せずに受け入れる人が多いことがわかりました。