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経済

韓国南東沖のガス・石油の探査 1回目の調査で「経済性低いと判断」

Write: 2025-02-07 11:19:12Update: 2025-02-07 12:59:07

韓国南東沖のガス・石油の探査 1回目の調査で「経済性低いと判断」

Photo : YONHAP News

大量の天然ガスや石油が埋蔵されている可能性が高いとされた、韓国南東部の沖にあるガス田の候補地で行った1回目のボーリング調査で、一部ガスの兆候が確認されたものの、経済性があると判断する水準には遠く及ばなかったことがわかりました。
 
韓国産業通商資源部が6日、発表したところによりますと、「ガスの兆候が一部確認されたものの、その規模が意味のあるレベルではなく、経済性を確保できる水準ではなかった」ということです。
 
去年6月、政府は、慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)沖に最大140億バレル規模の天然ガスや石油が埋蔵されている可能性が高く、開発に成功した場合、サムスン電子の時価総額の5倍に上る価値があると発表しました。
 
また、当時、調査を行ったアメリカの企業は、石油とガスが存在すると予想される地質構造を意味する「有望構造」を7か所発見したと明らかにしていました。
 
しかし、今回、7か所の有望構造のうち、もっとも可能性が高いガス田の候補地で、昨年末から47日間のボーリング調査を行ったところ、埋蔵された石油とガスの経済性を判断する上で中核となる「炭化水素のガス飽和度」が商用生産できるレベルではないことがわかりました。
 
1回目の調査で成功への明確な道筋が示されなかったことから、今後、残りの6か所の有望構造の調査も推進する勢いが弱まるとの見方が出ています。

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