中国のハルビンで開催される冬季アジア大会が7日に開幕します。
 
冬季アジア大会は2017年の札幌大会以降、8年ぶりに開かれるもので、7日午後9時から行われる開会式で正式に幕を開け、14日間の熱戦が繰り広げられます。
 
冬季アジア大会は、当初、4年前の2021年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催地の選定が難航し、開催を延期することになりました。
 
韓国選手団の顔となる開会式の旗手は、アイスホッケーのイ・チョンミン選手とカーリングのキム・ウンジ選手が務めます。
 
「冬の夢、アジアの愛」をスローガンに掲げる今大会には、冬季アジア大会としては過去最多となる34の国や地域から1300人あまりの選手が参加し、11競技で金メダル64個を競い合います。
 
韓国は、6競技に148人の選手と74人の役員、合わせて222人の選手団を派遣し、2大会連続の総合で中国についで2位を目指します。
 
今大会では、ショートトラックで6個、スピードスケートで2個、アルペンスキーとフリースタイルスキー、カーリングでそれぞれ1個の金メダルが期待されています。
 
特に、ショートトラックでは、2018年の平昌（ピョンチャン）大会で金メダルを獲得し、その後、中国に帰化した林孝埈（りん・こうじゅん）選手との対決が注目されます。