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経済

AIの普及 医師・弁護士にプラス 事務・販売職にはマイナス

Write: 2025-02-11 09:55:34Update: 2025-02-11 10:49:33

AIの普及 医師・弁護士にプラス 事務・販売職にはマイナス

Photo : YONHAP News

AI=人工知能の普及で、韓国国内の仕事の4分の1がプラスの影響を受ける一方、4分の1はマイナスの影響を受ける見通しです。プラスの影響を受ける職種は、医師や教授、弁護士など高所得の専門職が多い一方、会計や経理など事務は、マイナスの影響が予想されます。
 
韓国銀行が10日にまとめた「AIと韓国経済」によりますと、韓国国内の仕事の51%が、AIに取って代わられる可能性の意味の「露出度」が高いということです。
 
ただ、露出度が高いとAIに取って代わられるわけではなく、人間がAIの業務を監督する必要があり、取って代わられる可能性を防ぐという「補完度」によって、代替の可能性が左右されるということです。
 
全体の仕事の24%は、AIへの露出度が高いと同時に補完度も高く、AIを上手く活用すれば生産性が高まって賃金も上がるということです。具体的な職種は、医師や教授、弁護士などで、これらはAIへの露出度が高くても、人間が監督業務をする必要があるため、AIに代替されにくいということです。
 
一方、全体の仕事の27%は、AIへの露出度が高い一方で補完度が低いため、賃金が減るかAIに代替されるということです。
具体的には、事務や通信関連の販売従事者、コンピューターシステムの専門家などです。
 
韓国銀行によりますと、学歴や所得が高いほど、AIへの露出度と補完度がともに高くなるということです。
 
韓国銀行の関係者は、「これまで技術の発展は、主に中位所得の職業に影響を及ぼしたのとは対照的だ」としたうえで、「高所得の職業は、AIに単純に代替されるのではなく、AI技術を活用して生産性が向上する可能性が高い」と説明しました。

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