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社会

気候変動などで漁船の事故増加 水協中央会が事故防止キャンペーン

Write: 2025-02-13 11:52:16Update: 2025-02-13 12:06:08

気候変動などで漁船の事故増加 水協中央会が事故防止キャンペーン

Photo : YONHAP News

韓国の漁業協同組合中央会にあたる水協中央会は、気候変動などの影響で漁船の事故が増えていることから、事故を減らすためのキャンペーンを実施します。
 
水協中央会は12日から2週間、全国の港20か所でリレー・キャンペーンを行い、漁業従事者の安全への意識を高めるキャンペーンを行います。
 
気候変動の影響で海洋気象が急変し、漁獲量の減少で無理な操業をしてしまうなど、漁船の事故が多くなっているためです。
 
まず、水協中央会は12日に、済州島で漁船事故防止キャンペーンを行い、救命胴衣の着用や、出港前の安全点検を徹底するよう呼びかけました。
 
一方、韓国海洋水産部によりますと、去年、漁船の転覆や沈没、衝突、海中転落などの事故による死者・行方不明者数は合わせて119人で、前の年の78人に比べて52.6%増えたということです。
 
政府当局と専門家らは、気候変動の影響で急に激しくなる雨や突風など、天候を予測することが難しくなったことや、漁獲量を重視して無理な操業をすることを事故の要因として挙げています。
 
海洋水産部の関係者は、「小型の老朽化した漁船が多いのも事故が多くなっている要因の一つとみている」と話しています。

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