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政治

尹大統領夫妻の公認候補介入疑惑 ソウル中央地検で捜査へ

Write: 2025-02-17 14:34:47Update: 2025-02-17 16:59:12

尹大統領夫妻の公認候補介入疑惑 ソウル中央地検で捜査へ

Photo : YONHAP News

2022年の国会議員補欠選挙で、与党の公認候補選びに尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻が政治ブローカーのミョン・テギュン氏とともに不当に介入した疑いについて、捜査を進めている昌原(チャンウォン)地方検察庁は17日、この事件の捜査をソウル中央地方検察庁に移送すると発表しました。
 
検察は、関係者の多くがソウルなど昌原以外の地域に居住し、問題の行為も主にソウルで行われたことから、捜査の移送を決定しました。ただし、現在の捜査チームもソウル中央地方検察庁に移り、引き続き捜査を担当する方針です。
 
ミョン・テギュン氏は、与党「国民の力」に所属する金映宣(キム・ヨンソン)元議員を2022年6月の補欠選挙の候補として推薦した見返りに、金氏から7600万ウォンを受け取ったとして逮捕され、去年12月に政治資金法違反などの罪で起訴されました。
 
検察は、大統領選に出馬する「国民の力」の候補を選ぶための党内選挙が行われていた2021年10月、ミョン氏が、自らが経営する世論調査会社を通じて、尹氏に有利な調査を行い、その報告書を少なくとも4回提供していたとみています。このうち3回は、意図的に偏った内容だった可能性が指摘されています。この世論調査では、尹氏がいずれも「国民の力」の候補らのうち、支持率1位をキープしています。

その後、尹大統領夫妻はミョン氏に対して世論調査を行った見返りとして、2022年6月の補欠選挙で金映宣氏を与党の公認候補に推薦した疑惑が持たれています。 
  
現職の大統領には刑事訴追を受けないという不起訴特権があるため、検察は尹大統領ではなく、金建希夫人を事情聴取する方針とみられます。今後の捜査の進展によっては、政界に大きな影響を与える可能性があります。

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