独立運動記念日の「3.1節」に暴走族の騒音基準を超す大音量による走行などが懸念されることから、警察は違反を集中的に取り締まる方針を発表しました。
警察が26日、発表したところによりますと、警察はまず、112への通報などにより暴走族がよく集まる時間、場所を特定し、白バイやパトカーなどを配置して、集中的なパトロールや取り締まりを行うことで、暴走行為を事前に封じ込めるということです。
暴走行為が見つかった場合や通報があった場合は、地元の警察、刑事、機動パトロール隊などが捜査に当たります。
無理に追いかけて事故を起こし人命に被害が発生しないよう、現場での検挙が難しい場合は、証拠を確保し、事後捜査で処罰します。
去年の主な記念日に行った取り締まりで、乱暴な運転、無免許運転、飲酒運転などの摘発件数は ▲「3.1節」が531件 ▲憲法制定記念日の「制憲節」が99件 ▲独立記念日の「光復節」が789件 ▲「ハングルの日」が428件でした。
2000年代に入り「3.1節」と「光復節」に暴走行為が増えていましたが、全国で一斉の取り締まりを行って以降、大きく減りました。
しかし、コロナ禍後のおととしから、特定の地域を中心に暴走族による大音量の走行が目立ち始めています。
暴走行為をして警察に摘発されれば、道路交通法上の共同危険行為などの容疑で検挙されます。
共同危険行為の場合は、2年以下の懲役刑または2500万ウォン以下の罰金刑に処されます。