ソウルの地下鉄1号線から8号線を運営するソウル交通公社は、独立運動記念日「3.1節」の来月1日から尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾裁判の判決宣告期日まで、都心で大規模な集会が開かれることが予想されることから、市民の安全を守るため、最高レベルの安全対策を実施することになりました。
ソウル交通公社が27日、発表したところによりますと、来月1日に都心で開かれる大規模な集会のため、利用者の増加が予想される地下鉄駅の安全管理や案内を担当するスタッフを、いまより99人増やして127人配置するということです。
利用者の増加が予想される駅は、1·2号線の市庁駅、3号線の安国(アングク)駅、景福宮(キョンボックン)駅、5号線の光化門(クァンファムン)駅、汝矣島(ヨイド)駅、汝矣ナル駅、新吉(シンギル)駅の8つです。
これらの駅では、混雑がひどく、列車やホームが一杯になった場合、停車せずに通過するようにし、出入り口を閉鎖するなどの措置も取ります。
また、安全状況室で、リアルタイムで混雑状況をモニタリングし、混雑を緩和させる必要があれば、臨時列車も編成します
さらに、駅舎内のエレベーターやエスカレーターなどの施設の点検を強化し、事故の予防に努めるほか、SNS=ソーシャルネットワークサービスなどさまざまなルートで駅の混雑状況や地下鉄の運営状況を案内します。