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社会

警察 尹大統領の弾劾裁判の宣告日の物理的衝突に備える

Write: 2025-03-05 09:40:36Update: 2025-03-05 09:46:43

警察 尹大統領の弾劾裁判の宣告日の物理的衝突に備える

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾裁判は、3月中旬ごろに結論が出るものと予想されていますが、当日の賛成派と反対派の集会参加者らが物理的に衝突したり、暴徒化したりするのに備えて、警察は刑事らでつくるチームを構成して対応する方針です。
 
警察庁で庁長の職務を代行する李鎬永(イ・ホヨン)次長は4日、定例の会見で、最大で20人ほどの刑事らでつくるチームを構成し、集会参加者らによる物理的な衝突や暴徒化に備える方針を明らかにしました。
 
李次長は、過去にあった弾劾裁判をめぐる物理的な衝突を分析し、警察力を総動員して同じような事態が発生しないよう取り組むとしました。
 
憲法裁判所が朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾裁判で罷免を言い渡した2017年3月10日には、朴元大統領の支持者らが警察のバスを乗っ取り、記者や市民に暴行を加え、死者も出ています。
 
また、警察は、ことし1月中旬にソウル西部地方裁判所で尹大統領の支持者らが暴徒化したような事態が再び発生する場合、「必要に応じて、現場の指揮官の判断のもと、警棒やトウガラシの辛味成分である『カプサイシン』などの使用を認める」としています。
 
さらに、警察の警戒態勢のうちもっとも高いレベルの「甲号非常」の発令についても、「前向きに検討する」としました。
 
「甲号非常」が発令されれば、警察官らの休暇が中止され、警察が利用可能な人材の100%を動員することができます。
 
一方、警察は、尹大統領の弾劾裁判の最終弁論が終わった先月25日以降、憲法裁判所の裁判官や主な政府関係者の警護を強化しています。

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