韓国の7つの宗教団体の代表が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾裁判で、憲法裁判所の最終的な判断を尊重し、受け入れなければならないと強調しました。
韓国民族宗教協議会に所属する6つの宗教団体は5日、声明を出し、「民主主義とは『手続きの力』により成り立つものだ。憲法裁判所は公正な判断を示すと信じ、国民と政府、政界は、その判断を受け入れなければならない」と述べました。
また、協議会は、「政界の対立が、国民に深い傷を残している。韓国は、ある一人だけのものではなく、誰のものでもない、われわれみんながともに守ってきた国だ」と強調しました。
今回の声明の発表には、仏教、キリスト教のプロテスタント、カトリック、円仏教、儒教、天道教、など7つの宗教団体の代表が参加しました。