メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓米合同軍事訓練中に爆弾誤投下 住民15人が重軽傷

Write: 2025-03-06 13:41:51Update: 2025-03-07 15:20:42

韓米合同軍事訓練中に爆弾誤投下 住民15人が重軽傷

Photo : YONHAP News

韓国北部のソウル近郊の京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)市内に6日午前、爆弾が落下し、民家などが壊れ、15人が重軽傷を負いました。韓米軍合同の軍事訓練中に誤って爆弾が投下されたとみられています。
 
関係当局によりますと、6日午前10時すぎに京畿道抱川市内の路上に爆弾が落下したということです。
 
この事故で、15人がけがをし、このうち2人は首や肩を骨折するなど重傷を負ったということです。ただ、命に別状はないということです。

また、住宅2棟が壊れるなど合わせて7棟に被害が出たほか、トラック1台が破損しました。
 
目撃者らは、「ドカーン」という爆発音とともに黒い煙が立ち上がったと話しています。
 
韓国軍当局によりますと、同じ日に抱川市の訓練場で韓国空軍と陸軍、韓国駐留アメリカ軍が参加する韓米合同の統合火力実射撃訓練が行われ、空軍は戦闘機「F-35A」、「F-15K」、「KF-16」、「FA-50」を投入していたということです。
 
空軍は、このうちの「KF-16」からMK82爆弾8発が誤って投下され、訓練場の外に落下したと明らかにしました。
 
この爆弾は、建物や橋の破壊などに使われるもので、直径8メートル、深さ2.4メートルの穴を作り、1発当たりの殺傷範囲は、サッカー場1個分に及ぶとされています。
 
韓国空軍は、対策班を立ち上げ、詳しい事故の経緯や被害状況などを調べています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >