就職活動を行っている大学生がもっとも働きたいと思う韓国の大企業は「サムスン」であることがわかりました。
韓国の就職情報サイト「インクルート」が先月10日から今月3日まで全国の大学生1000人あまりを対象に韓国の大企業・グループ20社のうち「もっとも働きたい大企業」についてアンケート調査を行った結果を6日発表しました。
それによりますと、全体の16.8%が「サムスン」と答え、理由として、「満足のいく給与と報奨制度」をもっとも多く挙げていました。
2位は11.7%の食品やエンターテイメントを国際的に展開する「CJ」で、理由は、「優れた福祉厚生」がもっとも多くなっていました。
3位は10.9%の「現代自動車」、4位は10.3%の「SK」でした。
この2社はいずれも「満足のいく給与と報奨制度」が理由として挙げられました。
5位はインターネット大手「カカオ」で、理由としては、「同じ業界と地域社会をリードしている企業イメージ」がもっとも多く挙げられました。
6位は「LG」、7位は鉄鋼大手の「ポスコ」、8位は「農協」、9位は小売り大手の「新世界」、10位はバイオ医薬品企業の「セルトリオン」の順でした。
対象となった企業・グループは、去年、公正取引委員会が公示対象企業集団に指定した企業・グループのうち、上位20社で、この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.77ポイントです。