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韓国は2年連続で「民主主義が後退」 国際研究機関が発表

Write: 2025-03-18 13:24:36Update: 2025-03-18 14:04:18

韓国は2年連続で「民主主義が後退」 国際研究機関が発表

Photo : YONHAP News

民主主義に関して研究を行うスウェーデンの国際機関の調査で、韓国は2年連続で「民主主義が後退している国」と分析されました。
 
スウェーデンの研究機関、「多様な民主主義研究所」が現地時間の17日に発表した年次報告書「民主主義リポート2025」によりますと、「独裁化している国」として、韓国、アルゼンチン、インド、インドネシア、メキシコなどの国を上げました。
 
韓国は前回の報告書でも、「独裁化している国」と分類されていたことから、2年連続で「民主主義が後退している」と分析されました。
 
この機関は、韓国の場合、メディアの偏向性が深刻で、三権分立が徹底しておらず、市民の自由も十分に保障されていないとしました。

また、報告書は、去年12月7日に数百人の市民が汝矣島(ヨイド)で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を求める集会を開いている写真を使いながら、韓国を、民主主義が後退している代表的な国として紹介していることから、尹大統領による非常戒厳などの政治的状況が否定的な評価に影響したものとみられます。

さらに、この機関は、世界各国を対象に「民主主義指数」を算出して、4段階に分類し、毎年3月に報告書にまとめて発表していますが、韓国について前回は4段階のうち、一番民主主義が進んだ「自由民主主義」の国に分類していましたが、今回は1段階引き下げて、上から2番目の「選挙民主主義」の国にしました。

一方、韓国の民主主義のレベルを示す「民主主義指数」の順位は、世界179か国中41位でした。
 
民主主義のレベルが高い順に1位はデンマーク、2位はエストニア、3位はスイスと、ヨーロッパの国々が上位を占め、北韓は下から2番目の178位でした。

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