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経済

水協が大阪に貿易事務所開設 韓国産活魚を日本で直接流通へ

Write: 2025-03-19 09:57:23Update: 2025-03-19 10:02:08

水協が大阪に貿易事務所開設 韓国産活魚を日本で直接流通へ

Photo : YONHAP News

韓国の水協中央会=水産業協同組合中央会が、海外で韓国産水産物を直接流通する事業を進めるための貿易事務所を、18日大阪に初めて開設しました。
 
水協中央会によりますと、18日に大阪で貿易事務所の開所式を行ったということです。
 
この貿易事務所は、日本のバイヤーとの取り引きが成立すれば、組合の会員などの生産者に商品を注文し、海上輸送を通じて日本に商品を運び、直接流通します。
 
輸送は、活魚運搬車をそのまま船に乗せて、釜山港から下関港または博多港に運びます。
 
このほかに貿易事務所は、日本への進出を希望する業者と地方自治体、政府をつなぐことで、韓国の漁業従事者の販路を多角化する役割も担います。
 
水協中央会は、アワビ、ヒラメ、アナゴなどの活魚の日本への輸出が増えていることに着目し、最初の貿易事務所を設置する国として日本を選びました。
 
大阪は、日本の水産物流通の中心地で、物流・保管などのインフラが整っている地域です。
 
水協中央会は、2021年に日本に初めて3億ウォン分の活魚を輸出していて、去年はそれが3年で14倍以上の43億ウォンに伸びています。
 
日本は、韓国の水産物の輸出額の5分の1を占める最大の輸出相手国です。
 
日本への水産物の輸出額6億5900万ドルのうち、アワビ、ヒラメ、アナゴの輸出額は12%にあたる7800万ドルに上ります。
 
水協中央会の会長は、「世界的に認められている韓国の水産物を、海外に直接供給・流通できる足掛かりを築いた。海外市場への進出を加速させ、韓国の水産物のブランド価値を高めていく」と話しています。

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