国際
抗議活動のコロンビア大学の韓国人学生 米裁判所「国外追放中止を」
Write: 2025-03-27 09:58:33 / Update: 2025-03-27 10:36:58
イスラエルによるガザ地区への攻撃に対するアメリカの大学での抗議デモに参加したとして国外追放されそうになった21歳のコロンビア大学の韓国人学生に対して、アメリカの裁判所が、国外追放の手続きを中止するよう命じました。
アメリカの有力紙「ニューヨークタイムズ」が現地時間の25日、報じたところによりますと、ニューヨーク州の裁判所は、25日に開かれた裁判で、「記録上、この学生が地域社会を危険にさらし、テロ組織と連絡を取り合ったということを示すものは何もない」として、この学生に対する国外追放の手続きを中止するよう命じました。
この学生は、アメリカの永住権を持っていますが、コロンビア大学が、イスラエルへの抗議デモに参加した学生に対して下した懲戒処分に抗議するデモに参加したとして、警察に逮捕され、移民当局によって国外追放の対象者となりました。
このため、自分への国外追放の手続きを中止するよう求めて、トランプ大統領と関係閣僚を相手取って裁判を起こしました。
アメリカ当局は、イスラエルへの抗議デモを主導したり、デモに参加したりした学生らを逮捕し、国外追放の対象にするなど、強硬な措置を取っています。
トランプ政権は、デモ参加者らは、反ユダヤ主義の拡大を阻止するアメリカ政府の外交政策目標を妨害しているとして、国外追放すべきだと主張しています。
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