韓国の人気俳優キム・スヒョンさんが、女優の故キム・セロンさんがまだ未成年だった時期に交際していた疑惑について真っ向からを否定しました。
キム・スヒョンさんは3月31日、ソウル市内のホテルで記者会見を開き、キム・セロンさんがまだ未成年だった時期に自分と交際していたという疑惑や、自分の所属事務所がキム・セロンさんに対して債務の返済を迫ったことが自殺の原因だという疑惑を否定しました。
キム・スヒョンさんは、所属事務所を通して立場を表明してきましたが、公の場で自ら立場を表明したのは、疑惑が浮上してから21日ぶりです。
これに先立ち、遺族側は、キム・セロンさんが15歳だった時期からキム・スヒョンさんと6年間交際したほか、飲酒運転事故で発生した7億ウォンの賠償金の返済を迫られ、精神的苦痛に追い込まれていたと主張しました。
遺族側はまた、先月27日に記者会見を開き、チャットアプリのカカオトークのメッセージなどを証拠として公開しました。
キム・スヒョンさんは当初、キム・セロンさんとの交際を否定していましたが、キム・セロンさんとのツーショット写真などが公開されたことを受け、成人したあと1年間交際したと明らかにしました。
ただ、未成年だった時期から交際していたという疑惑や、子どもを手なずけて心理的にコントロールする「グルーミング」疑惑は否定しました。
一方、キム・スヒョンさん側は、遺族がユーチューブチャンネルを通じて公開したキム・セロンさんとのメッセージがねつ造された可能性があるとして、遺族やユーチューブチャンネルの運営者らに対し120億ウォンの損害賠償を求める訴訟を起こしました。