医学部の定員拡大に反発し集団で休学した全国40の大学医学部の学生らのうち、39校の学生全員が大学に復帰したことがわかりました。
韓国政府と医学教育界は先月7日、医学生の休学が長期化していることを受けて、来年度の医学部の定員を定員拡大前の3058人で据え置く条件として、「3月末までに全員復帰」を求めていました。
医療界や大学などによりますと、先月31日の時点で、40校の医学部のうち、39校の医学生全員が3月から始まったことし1学期の入学または復学手続きを終えました。
政府や大学側が、先月末までの復帰を呼びかけながら、応じない場合は除籍も辞さない姿勢を示していたことから、医学生らの復帰が進んだものとみられます。
一方、一部の医学生の間では、とりあえず復帰をしたうえで授業をストライキしようという動きがみられています。
このため、政府は授業の参加度を基準に復帰したかどうかを判断する方針です。