韓国人がおととし外来診療を受けた回数は、OECD=経済協力開発機構加盟国平均のおよそ3倍に上り、韓国人が頻繁に外来で診療を受けていることがわかりました。
健康保険審査評価院が1日にまとめたところによりますと、韓国人が2023年に歯科をのぞく医療機関で外来診療を受けた回数は、前の年に比べて2.9%増えて1人当たり18回でした。
これは、月平均では1.5回で、OECD=経済協力開発機構加盟国平均のおよそ3倍にのぼります。
この5年間で、1人当たりの外来診療回数が減ったのは、新型コロナの感染が世界中に広がり始めた2020年だけでした。
性別に見ますと、男性は17.4回、女性は21.9回でした。
疾患別には、関節炎や骨粗しょう症など、筋骨格系および結合組織の疾患で外来診療を受けた回数がもっとも多く、国民1人当たり1年に3.7回の外来診療を受けていました。
一方、歯科の外来診療回数は、前の年よりやや増えて1人当たり1.7回と、これもOECDの平均を上回りました。