憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の宣告を4日に行うと発表したことを受け、宣告当日は、憲法裁判所から近いソウル鍾路区一帯の景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、徳寿宮(トクスグン)が休館することになりました。
国家遺産庁は、宣告当日に憲法裁判所の周辺で賛成派と反対派による大規模な集会が開かれると予想されることから、文化遺産の保護や入場者の安全を守る措置として休館を決めたと説明しています。
このほか、景福宮の西側にある国立古宮博物館、国立現代美術館ソウル館、光化門(クァンファムン)にある大韓民国歴史博物館、憲法裁判所の近くにあるソウル工芸博物館なども4日に休館する予定です。
一方、憲法裁判所周辺の複数の学校も4日に臨時休校に入る予定です。ソウル市教育庁によりますと、憲法裁判所の近くにある小・中学校と高校、あわせて11校が4日を臨時休校にすることを決めたということです。