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経済

政府が積極的な減反政策へ 「コメの供給過剰問題を解決」

Write: 2025-04-02 09:00:51Update: 2025-04-02 13:30:22

政府が積極的な減反政策へ 「コメの供給過剰問題を解決」

Photo : KBS News

韓国政府は、慢性的なコメの供給過剰を解消するため、国によるコメの生産調整、いわゆる「減反政策」として、ことし、全体のコメ栽培面積の11%にあたる8万ヘクタールを削減する目標を掲げました。
 
韓国農林畜産食品部の朴範洙(パク·ボムス)次官は1日、減反政策の推進状況を確認する会議を開き、コメの作付面積を8万ヘクタール削減する目標の達成に向け、自治体の実績に応じて政府が支援する農村開発事業で優遇する方針を打ち出しました。
 
政府は、「減反政策」の方式として、コメ以外の作物を栽培したり、耕作を休む休耕などの方法を示したうえで、去年のコメの生産量にもとづいて、全国の自治体に削減の目標面積を割り当てました。
 
政府がこのように強気の減反政策を発表したのは、コメの生産量を削減できない場合、供給過剰により、ことしもコメ価格の下落が繰り返されることが予想されるためです。
 
コメ産業は、生産量に対する消費量の急激な減少が続いていて、毎年20万トン以上のコメが超過生産されています。
 
2021年から4年連続で超過生産されたコメは合わせて120万トンに上り、政府はその買い入れに2兆6000億ウォンの財政を投入しています。

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