去年、韓国を訪れて医療サービスを受けた外国人数は、おととしの2倍のおよそ117万人で、これまででもっとも多かったことがわかりました。
韓国保健福祉部と韓国保健産業振興院が公表した資料によりますと、去年、韓国を訪れて医療サービスを受けた外国人数は、おととしのおよそ2倍の117万467人で、2009年に「外国人患者の誘致事業」が始まって以来、もっとも多かったということです。
経済的効果はまだ正確に算出されていませんが、おととしの数字から推計すると、これらの外国人が去年、韓国で医療費として支出した金額はおよそ8兆ウォンで、生産誘発効果は14兆ウォンに上るとみられます。
国籍別に見ますと、日本が37.7%でもっとも多く、次いで中国が22.3%、アメリカが8.7%、台湾が7.1%、タイが3.3%などの順で、合わせて202か国から訪れていました。
診療科目別には、皮膚科が56.6%でもっとも多く、次いで美容外科、内科、健康診断センター、漢方などの順でした。