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社会

尹大統領 弾劾審判の宣告時に出廷せず「秩序維持と警護問題を考慮」

Write: 2025-04-03 14:13:03Update: 2025-04-03 15:51:37

尹大統領 弾劾審判の宣告時に出廷せず「秩序維持と警護問題を考慮」

Photo : YONHAP News

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は4日に憲法裁判所で行われる弾劾審判の宣告の際に出廷しないことにしたと、大統領の弁護団が明らかにしました。
 
尹大統領の弁護団は3日、「尹大統領は明日4日に憲法裁判所で行われる弾劾審判の宣告の際に出廷しないことを決めた」としたうえで、「混雑が懸念されるため、秩序維持と大統領の警護問題を総合的に考慮した」と説明しました。
 
弾劾審判の宣告には尹大統領の弁護団が出席する予定で、尹大統領は漢南洞(ハンナムドン)の公邸で、テレビの生中継を通じて宣告を見守るものとみられます。
 
憲法裁判所は4日午前11時に尹大統領の弾劾審判の宣告を行います。憲法裁判所は、今回の事件の重大性と国民の関心の高さを踏まえ、宣告の様子をテレビで生中継し、一般市民の傍聴も許可することにしました。
 
憲法裁判所によりますと、尹大統領の弾劾審判の宣告の傍聴申請件数が、3日午前9時の時点で9万件を超えたということで、一般市民向けの傍聴席は20席しかないため、倍率は4500倍に達しました。
 
傍聴の申し込みは3日午後5時まで受け付けられ、抽選結果は個別に通知される予定です。
 
8人の裁判官のうち6人以上が弾劾を認めた場合、尹大統領は即時罷免され、次期大統領選挙が60日以内に実施されるため、6月3日の実施が有力視されています。
 
一方、裁判官3人以上が重大な憲法・法律違反などを認めず棄却の意見を出すか、手続き上の問題を理由に却下の意見を出した場合、尹大統領は宣告と同時に職務に復帰することになります。

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