韓国南東部の大邱(テグ)で山火事の消火活動に当たっていたヘリコプターが墜落し、操縦士が死亡する事故が発生しました。
警察や山林当局によりますと、6日午後3時41分ごろ、山火事の消火活動に当たっていたヘリコプターが墜落し、70代の操縦士が死亡しました。
ヘリコプターには、操縦士1人だけが乗っていたということです。
事故があったヘリコプターは、生産されてから44年が経ったものでした。
先月26日にも、慶尚北道(キョンサンブクト)義城(ウィソン)郡で発生した山火事の消火活動に当たっていたヘリコプターが墜落し、70代の操縦士が死亡する事故がありましたが、そのヘリコプターも30年前に生産されたものだったということです。
一方、山火事は発生からおよそ1時間後の午後4時18分ごろに鎮火されました。
慶尚北道では先月、同時多発的に山火事が発生し、焼失面積が過去最大となりましたが、鎮火からわずか9日後に全国の山林で火事が発生し、人名被害が出ています。