韓国政府は、ことし6月3日に実施される次期大統領選挙に必要な費用として、3957億ウォンを支出することを決めました。
大統領の権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は8日午前、 閣議を開き、「2025年度一般会計目的予備費支出案」を審議し、次期大統領選挙に必要な費用として、3957億ウォン、日本円でおよそ398億3585万円を支出することを決定しました。
このうち、中央選挙管理委員会には3867億ウォン、行政安全部には90億ウォンがそれぞれ配分されました。
この経費には、候補者に支給される選挙補助金は含まれていません。
次期大統領選挙は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の罷免にともなって実施されるもので、選挙日は6月3日に行うことが決まっています。