ことし7月から、ソウル市内の光化門(クァンファムン)広場や漢江(ハンガン)公園などで、ハトやカラスなどの有害野生動物に餌を与えると、最大で100万ウォンの罰金が科されることになります。
ソウル市は、市内の都市公園や漢江公園の合わせて38か所を「有害野生動物への餌やり禁止区域」に定める告示をしました。
これは、ソウル市が去年1月に制定した「有害野生動物への餌やり禁止に関する条例」にもとづくもので、現行法では、ハトやカラス、カササギ、キタリス、キバノロ、イノシシなどが有害野生動物に指定されています。
禁止区域で餌を与えて摘発されると、最大で100万ウォンの罰金が科されます。
ソウル市は、ことし6月30日まで指導期間を設け、7月1日から取り締まりを始める方針で、「多くの人が利用する場所で、有害野生動物のフンや毛が飛び散り、衛生上の被害だけでなく、建物が腐食したりするなどの財産上の被害が発生するのを防ぐため」と説明しています。
*2025年4月11日修正*