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政治

大統領権限代行が施政方針演説 46年ぶり

Write: 2025-04-24 14:02:01Update: 2025-04-24 14:03:57

大統領権限代行が施政方針演説 46年ぶり

Photo : YONHAP News

大統領の権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理が24日、国会で補正予算案について施政方針演説を行いました。大統領権限代行による施政方針演説は、崔圭夏(チェ・ギュハ)元国務総理が1979年に行って以来、46年ぶりです。
 
韓国務総理は、世界の経済状況やAIをめぐる覇権争い、最近の大規模な山火事など足元の危機的状況を強調し、経済回復に向けて追加の財政投入が必要だとして、国会に予算案の早期可決を呼びかけました。
 
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の罷免後に初めて国会を訪れた韓国務総理に対して、与野党の反応は分かれました。
 
最大野党「共に民主党」は、演説開始直後に大声を上げて反発した一方、旧与党「国民の力」は拍手で応えました。
 
禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は「大統領と代行の権限が同等であるという考えは憲法に反する」と指摘したうえで、「大統領権限代行も、政府に対する質疑への出席などやるべきことと、憲法裁判官の指名など控えるべきことを明確に区別してほしい」と述べました。
 
韓国務総理が大統領選に出馬するかどうかに関心が集まっているなか、「共に民主党」は、「野心を捨て、不出馬を宣言すべきだ」と圧力をかけました。
 
一方、与党「国民の力」は「共に民主党」に対し、補正予算案の早期可決を呼びかけたうえで、大統領選候補の李在明(イ・ジェミョン)前代表への攻勢を強めました。
 
野党「共に民主党」は、1兆ウォン規模の地域通貨予算を根拠に補正予算の増額を改めて求め、「国民の力」は全国の公共交通機関が利用できる「K1パス」を大統領選の公約として掲げる方針を示しました。

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