最大野党「共に民主党」は、6月3日に行われる大統領選挙の最終候補に李在明(イ・ジェミョン)前代表を選出しました。
李前代表は27日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市で行われた4回目の予備選挙終了後、累積得票率が89.77%でほかの候補に大差をつけ1位となり、最終候補に選出されました。
1987年の民主化以降、民主党系政党の大統領候補予備選挙における得票率で過去最高となりました。
金東兗(キム・ドンヨン)京畿道(キョンギド)知事が6.78%を得票し2位、金慶洙(キム・ギョンス)前慶尚南道知事は3.36%で3位でした。
李前代表は、地域ごとに順次行われた4回にわたる予備選挙だけでなく、一般国民対象の世論調査でも一貫して90%前後の得票率を維持したことから、韓国語で「どうしたって大統領候補は李在明」という声があがるほど、独走状態となっていました。
李前代表は受諾演説で「私は、政治の使命であり、新大統領の第1課題である国民統合の責任を確実に果たす」と表明しました。