韓国の制作会社が手掛けた長編アニメ「イエスの生涯(原題、英題:The King of Kings)」が、韓国映画のアメリカでの興行収入記録を塗り替えました。
制作会社によりますと、映画「イエスの生涯」のアメリカでの興行収入が公開17日目の27日に5451万ドルを突破し、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が記録した5384万ドルを上回りました。
映画「イエスの生涯」は、韓国の制作会社「モファックスタジオ」が、イギリスの作家、チャールズ・ディケンズが自身の幼い子どものために書いた「わが主の生涯」を脚色して作った長編3Dアニメです。
「モファックスタジオ」のチャン・ソンホ代表が演出や脚本、制作を担当し、キム・ウヒョン撮影監督が制作に参加しました。
また、オスカー・アイザックやピアース・ブロスナン、ケネス・ブラナー、ユマ・サーマンなどのハリウッドスターたちが声優を務めました。
この映画は、北米で公開直後に、世界的人気ゲームを実写映画化した「マインクラフト ザ・ムービー」に次ぐ2位を記録し、その後も着実に観客を集めました。
実際の観客評価に基づいて算出されるシネマスコアでも、最高評価の「A+」を獲得するなど、高い評価を得ています。