来月開催される、ことしのカンヌ国際映画祭に、韓国のホン・サンス監督が審査員として参加することになりました。
映画祭の執行委員会は、現地時間の28日、来月13日から開催される第78回カンヌ国際映画祭のことしのコンペティション部門の審査員9人を発表しました。
このなかに、「逃げた女」「小説家の映画」などで様々な賞を受賞しているホン監督も名を連ねています。
執行委員会は、ホン監督について、「国際的に多数の賞を受賞した監督だ」として、「自身の映画的スタイルである簡潔で親密な雰囲気を維持しながら絶えず進化してきた」と説明しました。
韓国の監督や俳優が、カンヌ映画祭のコンペティション部門で審査委員を務めるのは、今回が6人目です。
シン・サンオク監督やイ・チャンドン監督、パク・チャヌク監督、俳優ではチョン・ドヨンさんとソン・ガンホさんが過去に審査委員を務めました。
一方、最高賞である「パルム・ドール」を含むことしの受賞作は、最終日の24日に発表されます。
しかし、ことしのカンヌ映画祭に出品された韓国映画はありません。