韓国の過体重と肥満の児童生徒の割合が3年連続で下落したことがわかりました。
韓国教育部と疾病管理庁は、全国1076校の小学校1年生から高校3年生までの8万9200人を対象に健康診断を行って分析した結果を29日、発表しました。
それによりますと、肥満の前段階と言われる過体重と肥満の児童生徒の去年の割合は、おととしに比べて0.3ポイント下がって29.3%だったということです。
この割合は、2021年に30.8%だったものが、2022年に30.5%、おととし29.6%、去年29.3%と3年連続で下落しています。
韓国では、ここ数年、健康への関心が高まり、学校の給食で糖分やカロリーを抑えたメニューの提供を勧めたり、子ども向けの食品の場合、カロリーが高くて栄養価の低いものは販売を制限するなど、政府レベルで子どもたちの健康的な食習慣の形成に取り組んでいます。