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韓半島

北韓 新型駆逐艦から発射試験 金委員長「核武装化の加速を」

Write: 2025-04-30 10:52:13Update: 2025-04-30 15:20:33

北韓 新型駆逐艦から発射試験 金委員長「核武装化の加速を」

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、新型駆逐艦による巡航ミサイルなどの発射試験を視察し、海軍の核武装化の加速を指示しました。
 
北韓国営の朝鮮中央通信は、28日と29日に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の立ち合いのもと、排水量5000トン級の新型駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)」に搭載された兵器システムの発射試験が行われたと30日、報じました。

この新型駆逐艦は、今月25日に進水していましたが、その直後、発射試験が行われた形です。
 
超音速巡航ミサイルや戦略巡航ミサイル、そして対艦戦術誘導兵器などの発射試験が行われ、金委員長は満足を示したということです。
 
金委員長は発射試験を見守ったあと、「国家と海洋主権を守るため、海軍の核武装化を加速させる時がきた」と強調しました。
 
視察には、金委員長の娘のキム・ジュエ氏やミサイル総局長のチャン・チャンハ氏ら軍の高官も同行しました。
 
金委員長は、この新型駆逐艦を建造したとされる南浦(ナンポ)造船所を訪れ、労働者たちと記念撮影も行いました。
 
新型駆逐艦は、「北韓版イージス艦」とも評価されていて、公開された写真からは、巡航ミサイルや弾道ミサイルの発射装置を複数搭載している様子が確認されています。
 
「イージス艦」は、アメリカのロッキード・マーチン社が開発した最新鋭の戦闘システム「イージス・システム」を搭載した軍艦で、高性能レーダーやスーパーコンピューターを用い、複数の標的を同時に探知・追跡し迎撃する能力を持ちます。
 
この新型駆逐艦の性能や、独自開発の是非について、韓国やアメリカの当局は現在、分析を進めています。

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