韓国の伝統文化を体験できる「K-ヘリテージ・マーケット」が、ソウル市内の景福宮の興礼門（フンリェムン）広場で開かれています。
 
韓国文化財庁の宮陵遺跡本部によりますと、国家遺産振興院と共同で、「2025年春の宮中文化祝典」の一環として、今月4日までこのイベントを実施するということです。
 
会場には、国家遺産の広報ブース、伝統工芸品の販売ブース、伝統グルメのブースなど、合わせて31のブースが設けられていて、それぞれのブースでは、国家遺産に関する体験プログラムのほか、韓国の伝統文化を現代風にアレンジした文化商品も紹介されています。
 
なかでも、韓国の伝統遺産をテーマにしたディズニー・キャラクター・グッズが来場者の関心を集めていて、伝統グルメのブースでは、韓国の伝統的な飲み物や、宮中菓子、韓国のお餅「トック」など、韓国ならではの味覚を楽しむことができます。
 
国家遺産振興院は、「韓国の伝統文化や遺産を、見て、味わって、体験し、思い出として持ち帰ることができる象徴的な空間だ」と紹介し、日本をはじめとした海外からの観光客の来場にも期待を示しています。