国民生活の豊かさを示す「人間開発指数(HDI)」の世界ランキングで韓国は前の年より1つ下がって20位となりました。
UNDP=国連開発計画が、本部のあるニューヨーク時間の6日に発表したことしの人間開発報告書によりますと、韓国はおととしの時点で、国民の豊かさを示す「人間開発指数」が0.937となり、調査対象となった193か国・地域のなかで20位だったということです。
前の年の0.928から指数は改善したものの、順位は1つ下がりました。
「人間開発指数」は、各国の平均寿命、期待教育年数、平均就学年数、1人当たりのGNI=国民総所得の4つの客観的な指標にもとづいて算出されます。
おととしの時点で、韓国の平均寿命は84.33年、期待教育年数は16.62年、平均就学年数は12.72年で、1人当たりのGNIは、4万9726ドルでした。
このランキングの1位は、アイスランドで、続いてノルウェー、スイス、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、オーストラリア、香港、オランダ、ベルギーの順でした。
日本は1つ上がって23位で、中国は78位でした。