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社会

はしかの世界的流行 海外旅行後の発熱・発しんは受診を

Write: 2025-05-08 09:37:20Update: 2025-05-08 09:55:14

はしかの世界的流行 海外旅行後の発熱・発しんは受診を

Photo : YONHAP News

世界各地ではしかの感染が拡大していることを受けて、韓国の保健当局は、海外旅行から帰国したあとに、発熱や発しんなどの症状が見られたら医療機関を受診するよう呼びかけています。
 
韓国疾病管理庁は、ベトナム、フィリピン、中国、カンボジアなど、はしかが流行している国を訪れた人で、帰国後3週間以内に発熱や発しんなどの症状が見られた場合、速やかに医療機関を受診するよう勧めています。
 
はしかは、発熱後2、3日すると、口のなかに、塩をまぶしたような白い斑点が現れるのが特徴で、空気感染によって広がる非常に感染力の強いウイルス感染症です。
 
潜伏期間は、7日から21日で、免疫を持たない人が感染者と接触した場合、90%以上の確率で感染するとされています。
 
疾病管理庁によりますと、韓国国内のはしかの感染者数は今月3日の時点で、去年の同じ期間の1.3倍の52人となっています。
また、海外旅行中にはしかに感染し、帰国後に陽性と判明した「国外由来」が、全体の69.2%を占めているということです。
 
韓国国内で感染者が増えている背景について、疾病管理庁は、韓国人に人気のある東南アジアでの流行が続いているためと説明しています。
 
疾病管理庁は、「はしかが流行する国で感染し、帰国後に感染を広げてしまう事例が増えているため、当面の間、海外に出かける人たちは注意が必要だ」と強調しました。

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