韓国の文化遺産をモチーフにした国立博物館の公式グッズ「ミュッズ（Muze）」が、大阪・関西万博でお目見えします。
 
国立博物館文化財団が8日、発表したところによりますと、大阪・関西万博で今月13日から16日まで、およそ80種類に及ぶ国立博物館の公式グッズ、ミュージアムグッズの略の「ミュッズ」を展示するということです。
 
韓国で人気の国立博物館の公式グッズが、日本国内で紹介されるのは、初めてです。
 
展示品には、BTS=防弾少年団のメンバー、RMが購入したことで話題となった国宝の「半跏思惟像（はんかしゆいぞう）」のミニチュアや、ユネスコ世界遺産に登録されている慶州（キョンジュ）の石窟庵（ソックラム）をモチーフにした照明などが含まれています。
 
展示品は、「ミュッズで観るミニ博物館」をテーマに、半跏思惟像、青磁、白磁、木漆工芸、絵画、慶州博物館の特化商品の6つのエリアに分けて展示されます。
 
国立博物館文化財団の鄭湧錫（チョン・ヨンソク）理事長は、「ミュッズは、韓国の文化遺産の価値を日常生活のなかで伝えるという点で、大きな意義がある。大阪・関西万博への参加が、国立博物館の公式グッズのブランドを世界に広めるきっかけになることを期待している」と語りました。