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社会

全国裁判官の臨時会議開催へ 李在明前代表巡る議論か

Write: 2025-05-09 13:30:26Update: 2025-05-09 15:03:49

全国裁判官の臨時会議開催へ 李在明前代表巡る議論か

Photo : YONHAP News

最大野党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)前代表が公職選挙法違反の罪に問われた裁判で、日本の最高裁判所に当たる大法院が無罪とした2審判決を破棄し、審理を差し戻したことをめぐり、政治的な中立性に反する判決という批判の声が出ているなか、全国の各クラスの裁判所の代表裁判官が参加する「全国法官代表会議」を臨時に開くことになりました。
 
全国裁判官代表会議は、各クラスの裁判所の代表裁判官が司法行政や裁判官の独立性などについて意見を表明する場として、2018年4月に公式な機関になり、重要な司法関連の問題について声明を発表してきました。

最近では、ことし1月にソウル西部地裁で発生した暴動を受けて会議が開かれ、「裁判を理由に、裁判所を集団的かつ暴力的に攻撃することは、司法の機能を侵害し、憲法秩序の根幹を損ねる行為であり、決して容認できない」とする声明を出しています。

その全国裁判官代表会議は、会議の開催の可否をめぐる投票を8日から行った結果、合わせて126人の代表裁判官のうち、規則で定めている5分の1以上に当たる26人以上の裁判官が賛成し、臨時会議を開催することを決定したと発表しました。
 
裁判官代表会議の関係者は、「具体的な日程や会場、議題については、今後の手続きを経て明確にしていく」と説明しています。
 
会議では、異例の速さで進められた大法院の上告審の手続きに関する立場の表明、司法への信頼回復と政治的な中立性の確保のための方策、そして、「共に民主党」など、政界からの司法への圧力などが議題として取り上げられる見通しです。

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