韓国プロ野球のSSGランダースが、仁川（インチョン）を本拠地とする球団としては初めて、ダブルヘッダー2試合連続でのチケット完売を記録しました。
 
SSGは11日、仁川のSSGランダースフィールドで行われたKIAタイガースとのダブルヘッダー第1試合で、入場券2万3000枚が完売したのに続き、第2試合でも満員の観客を動員したと発表しました。
 
球団によりますと、仁川を本拠とするプロ野球チームがダブルヘッダーで連続完売を達成したのは初めてのことです。
 
また、10日のKIA戦を含めると3試合連続でチケットが完売となりました。
 
3試合連続で満員の観客を動員したのは、前進のSKワイバーンズ時代だった2010年5月以来、実に15年ぶりです。
 
今回の3連戦には、全国的な人気を誇るKIAとの対戦に加え、SSGの看板打者であるチェ・ジョン選手が、韓国プロ野球史上初の通算500ホームランを達成するかどうかに注目が集まり、多くの観客が詰めかけました。
 
チェ選手は10日のKIA戦9回裏の最後の攻撃で通算499号のホームランを放ち、通算500本塁打まであと1本に迫っています。
 
球団は、チェ選手の500号ホームランボールをとって寄贈した観客に、1700万ウォン相当の景品を提供すると発表しています。
 
右打ちであるチェ選手は、レフトスタンドへのホームランを多く打つことから、11日のダブルヘッダー第1試合では、チェ選手が打席に立つたびにレフトスタンドに多くの観客が集まり、注目を集めました。