メニューへ 本文へ
Go Top

文化

鄭明勲氏 ミラノ・スカラ座の次期音楽監督に

Write: 2025-05-13 10:05:25Update: 2025-05-13 10:21:15

鄭明勲氏 ミラノ・スカラ座の次期音楽監督に

Photo : YONHAP News

指揮者の鄭明勲(チョン・ミョンフン)氏(72)が、世界三大劇場のひとつとされる、イタリア・ミラノのスカラ座の音楽監督に就任します。
 
これまで、鄭氏がスカラ座で指揮を務めたのは、オペラなどの公演が84回、コンサートが141回となりますが、これは音楽監督以外では最も多い回数だということです。
 
その実績と経歴を買われ、今回、スカラ座の次期音楽監督に選ばれました。
 
スカラ座の音楽監督にイタリア人以外のアジア出身者が就任するのは、スカラ座が誕生して以来、初めてです。
 
スカラ座は、鄭氏について、「世界有数のオーケストラの指揮を務めた、韓国の文化的象徴だ」としたうえで、音楽監督以外でスカラ座の国際的なステータスを最も大きく向上させるうえで貢献したと評価しました。
 
鄭氏の任期は、現在スカラ座の音楽監督を務めているリッカルド・シャイー氏の契約が満了する2027年から2030年2月までとなります。
 
幼いころから音楽に才能を示し、1974年にはチャイコフスキー・コンクールのピアノ部門で2位に入賞した鄭氏は、主にヨーロッパを舞台に指揮者として活躍し、KBS交響楽団やソウル市立交響楽団の指揮者を務めるなど、韓国のクラシックの発展に大きく貢献した人物と評価されています。
 
イタリア以外の外国国籍者がスカラ座の音楽監督を務めるのは、歴代2人目となります。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >