メニューへ 本文へ
Go Top

社会

刑事裁判証人 尹前大統領が「繰り返し戒厳令を宣布」と

Write: 2025-05-13 11:15:46Update: 2025-05-13 17:02:33

刑事裁判証人 尹前大統領が「繰り返し戒厳令を宣布」と

Photo : YONHAP News

去年12月の「非常戒厳」宣言をめぐり、内乱首謀の罪に問われている尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の3回目の公判が、ソウル中央地方裁判所で開かれました。
 
12日に行われた第3回公判で、検察側の証人として、「非常戒厳」宣言が行われた際、李鎭雨(イ・ジヌ)前首都防衛司令官と同じ車に乗っていた呉相培(オ・サンベ)大尉が出廷しました。
 
当時、司令官の副官を務めていた呉大尉は、李前司令官と尹前大統領がやり取りした4回の通話内容を聞いたと証言しました。
 
呉大尉は、「尹前大統領が『本会議場から4人1組で1人ずつ連れて出てこい』」という趣旨の命令をしたとしたうえで、「発砲してでも、扉をこじ開けて進入しろ」と指示したことを明らかにしました。
 
そして、「尹前大統領の指示に返事をしない李前司令官に対し、強要するかのように催促した」と述べたうえで、4回目の電話では、「国務会議で解除が議決されても、繰り返し戒厳令を宣布すればよい」と発言したと証言しました。
 
また、呉大尉は、「当時は、尹前大統領が法律に沿った正しい決断を下し、責任を取ると考えていたが、去年行われた記者会見を見て、部下を見捨てたと感じた」と述べました。
 
呉大尉の証言に対し、尹前大統領側は、「直接通話したわけではなく、隣で通話内容を聞いた」と主張していることから、信ぴょう性に欠けると強調しました。
 
また、李前司令官の通話記録に、尹前大統領との履歴がなかったという弁護人の主張に対し、呉大尉は、「間違いなく携帯電話の画面に『大統領』と表示されていた」と証言しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >