韓国プロ野球のハンファ・イーグルスが12連勝を達成し、球団新記録への期待が高まっています。
シーズン序盤は最下位に沈んでいたハンファ・イーグルスは、今月11日に12連勝を飾り、リーグ1位に浮上しました。
ハンファ・イーグルスが12連勝を達成したのは、1992年5月23日以来、33年ぶりとなります。当時、ハンファ・イーグルスの前身であるビングレは、サンバンウル・レイダースとのダブルヘッダーに連勝し、11連勝と12連勝を同時に達成しました。その当時のビングレの球団新記録だった14連勝の大記録まであと2勝に迫っています。
特に、ハンファ・イーグルスは、今シーズンに入って試合後半に強く、逆転勝利を収めていますが、新人の投手らも安定した投球を続けています。
さらに、試合後半に集中力を発揮しているバッターらも逆転勝利を支えています。
一方、去年までハンファ・イーグルスとともにリーグ下位に並んでいたロッテ・ジャイアンツも、今シーズンはどんでん返しの展開を見せ、上位にランクインしています。
ロッテ・ジャイアンツは、24勝2引き分け16敗、勝率0.600を記録し、単独3位となっています。
まだシーズン序盤ではあるものの、6位のKTウィズを5試合リードしていて、秋季リーグのプレーオフ進出への期待が持たれています。
ロッテ・ジャイアンツがポストシーズンに進出したのは2017年が最後で、韓国プロ野球が本格的に10球団制へ拡大した2015年以降、唯一の秋季リーグ進出となっています。