韓国とアメリカの財務当局が今月5日、イタリア・ミラノで為替政策に関する協議を行ったという発表から、ウォン相場は一時1ドル＝1390ウォン台まで上昇しました。
 
韓国企画財政部の関係者は14日、「先月開催された『2プラス2通商協議』で合意した4つの議題のうち、為替政策に関する協議を行うため、アメリカ財務省と5日にミラノで協議を行った」と明らかにしました。
 
ミラノで開催されたアジア開発銀行の年次総会に合わせて協議が行われたということで、およそ1時間から1時間半にわたって議論したということです。
 
韓国とアメリカは先月、アメリカ・ワシントンで開催された「2プラス2通商協議」で、両国の財務当局の実務者が為替に関する協議を別途進めることで合意しており、現在もメールやオンライン会議などを通じて協議を続けています。
 
一方、韓米による為替協議の情報から、市場ではウォン高への期待が高まり、ウォン相場は1400ウォンを超え一時1ドル＝1390ウォン台まで上昇しました。