韓国南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)密陽(ミリャン)市は22日、岡山県瀬戸内市と友好協力関係20周年を記念し、姉妹都市協定を締結しました。
両市は、2005年に友好協力都市として提携を結んで以降、青少年交流や行政、文化、芸術など、さまざまな分野で活発な交流を続けてきました。
両市は、これまでの友好協力関係をさらに強化し、今後は新たな分野へと交流を広げるため、姉妹都市に格上げしました。
密陽市で行われた締結式には、安秉久(アン・ビョング)市長と、瀬戸内市の武久顕也市長をはじめ、両市の関係者が出席しました。
武久市長は、これまで両市の公式行事の場で、密陽の伝統民謡「密陽アリラン」を披露するなど、密陽に対する深い愛着を示してきたことでも知られています。
安市長は、「20年にわたって築いてきた信頼と友情を土台に、農業・文化・観光・スポーツといった幅広い分野で、より大きな未来をともに描くパートナーとして関係を発展させていきたい」と述べました。