第21代大統領選挙の投票が3日午後8時に締め切られ、KBSなど地上波放送局による出口調査の結果、次期大統領として最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が優勢となっています。
今回の大統領選挙は、去年12月3日「非常戒厳」を発令した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が罷免されたことにともなうもので、混乱した国政への立て直しや、経済の回復などを争点に選挙が行われ、国民がどのような選択を下すのか注目が集まっています。
KBS、MBC、SBSの地上波放送局3社が共同で行った出口調査では、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補は51.7%、与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補は39.3%で、12.4ポイント差で、李在明候補が優勢となっています。
「改革新党」の李俊錫(イ・ジュンソク)候補は、7.7%となっています。
今回の調査は KBSとMBC、SBSの地上波放送局3局が世論調査会社の韓国リサーチ、コリアリサーチ、イブソースに依頼して3日午前6時から全国325の投票所で投票を行った8万人あまりを対象に行ったもので、予想応答率80~85%、誤差範囲95%、信頼水準は±0.8%pです。調査の詳しい内容はKBSのホームページで確認できます。