韓国各地の海水浴場が今週末から次々と海開きをすることから、政府は安全管理体制の点検に乗り出しました。
韓国海洋水産部によりますと、沿岸にある10の地方自治体と警察、消防庁などの関係機関を集めて18日、会議を開き、各地の海水浴場の運営準備状況を点検するということです。
韓国では、今月21日に釜山の海雲台(ヘウンデ)・松亭(ソンジョン)海水浴場、仁川(インチョン)の乙旺里(ウルワンリ)・旺山(ワンサン)・ハナゲ海水浴場がそれぞれ海開きをするのをはじめ、全国の海水浴場が次々と海開きをする予定です。
海洋水産部は、各自治体に対して、▲安全管理要員や救助機材などの適切な配置▲横断幕や案内放送などによる安全ルールの周知 ▲クラゲやサメの出没に備えた有害生物防止ネットの設置などを積極的に要請する方針です。
また、今回の会議で、国立水産科学院によるクラゲの監視強化や、海洋警察・消防庁による水難事故への対応など、海水浴場の安全強化に向けた緊密な協力体制も構築する方針です。
全国にある282か所の海水浴場の開設・終了までの日程は、「バダオン」のホームページ(badaon.or.kr)で確認できます。