ソウルと周辺の京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)を結ぶ首都圏の地下鉄の基本料金が今月28日から、1550ウォンに引き上げられます。
ソウル市が19日、発表したところによりますと、ソウルと周辺の京畿道、仁川を結ぶ首都圏の地下鉄運賃を今月28日の始発列車から引き上げるということです。
交通カードを利用した場合の基本料金は、19歳以上の大人は150ウォン引き上げて1550ウォン、13歳から18歳の青少年は100ウォン引き上げて900ウォン、6歳から12歳までの子どもは50ウォン引き上げて550ウォンとなります。
現金で支払う場合は、大人・青少年ともに150ウォン引き上げて1650ウォン、子どもは50ウォン引き上げて550ウォンです。
首都圏の地下鉄料金は、ソウル市のほか、京畿道(キョンギド)や仁川市、コレール=韓国鉄道公社が協議して決めています。
ソウル市はおととし、地下鉄料金を300ウォン引き上げる計画でしたが、政府の公共料金据え置き方針に合わせ、おととしと去年の2年にわたって150ウォンずつ段階的に引き上げる方針に変更していました。
おととしは150ウォンの引き上げが行われましたが、去年引き上げる予定だった150ウォンは、去年の総選挙を前に見送られていました。
今回の値上げによって、首都圏の地下鉄を往復で利用する場合の運賃は、初めて3000ウォンを超えることになります。